今月のツボ! vol.34  ●だるさ・倦怠感●

三日月鍼灸指圧院より、今月も自分でできる「かんたんツボ療法」をお送りいたします。今回は、全身に感じる「だるさ・倦怠感」についてのツボの話です。
病院では検査結果に異常がないと「単に疲れが溜まっているだけ」と軽く判断されがちの「だるさ・倦怠感」ですが、東洋医学ではこれを「未病(みびょう)」と考えて、治療の対象としています。
病気になる前の段階で、「このままだと危ないよ!」と体が私たちに色々な信号を送っている段階です。(病気になってしまったのは己病(いびょう)と言います)その信号には、「無性にイライラする」「そわそわしてしまう」「おなかの調子が悪い」「食欲がない」などさまざまな反応がありますが、誰もが感じた事のある「調子の悪さ」が、体からの信号なのです。
今回はそんな体の信号のうち、「だるさ・倦怠感」があるときに感じる
・やる気が起きない
・食欲がない
という症状に使えるツボの話です。
■やる気が起きない時に使えるツボ
●気海(きかい)
kikai
「気の海」という名の通り、気が集まるツボです。おなかにあるツボで、おへそから下へ4cm~5cmぐらいのところにあります。前回冷え性の時にも使いましたが、効果的なツボです。腸の上にあるツボなので、ゆっくりじっくり押したり、温かいタオルやカイロで温めるといいですね。
■食欲がない時に使えるツボ
足三里(あしさんり)
asisanri
「胃」の代表的ツボでおなじみですね。これは膝のお皿の下、約5~6cm位下で、
スネの骨の外側の押して痛いところになります。
もちろん全ての「だるさ・倦怠感」が未病というではなく、体の奥に潜む病気のサインということもあります。いつまでたっても倦怠感が抜けない。休んで栄養も取ったのに疲れが取れない。痛みが長期にわたって続く。皮膚の色が変わってきた。体調が変化している場合。などは未病ではなくて己病として、すでに病が体の中、心の中に存在しているかもしれません。長期に渡って悪い状態が続くと、体の中の自律神経やホルモンのバランスが崩れた状態から戻りにくくなってしまいます。その場合は念のため、内科を受診することも考えてみてくださいね!

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