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今月のツボ! vol.33 ●冷え性●
最近ますます冷え込んできましたね。
朝には道路の水たまりが凍っていたり、あぜ道には霜柱が出来たりしていて、思わずざくざくと踏んでしまいたくなりますね。
今回は「冬場に使えるツボその2」として「冷え性のツボ」をお送りします。
手足の冷え性
冬場だけでなく夏場も冷え性で困っている方も多いのではないでしょうか。
冬場は手足が冷たくてなかなか寝付けないこともありますよね。
寝るための「温かさ」が足りないので、体は寝ているどころではないと思って、体を震わせたりして熱を作ろうとしているのです。
そんな体を応援してあげるためのツボのお話です。
●太淵(タイエン)
手の内側にあるツボで、親指側の手首のシワの上で、動脈の拍動が感じられるところにとります。脈を測るところですね。
動脈の上にありますので、ゆっくりと温める感じで押してください。
温かいタオルなどを載せるのもいいですね。
●太谿(タイケイ)
足にあるツボで、内くるぶしの後ろ、アキレス腱との間にあります。
動脈が通っていますので、触れると拍動を感じると思います。
足首周りにはリンパもありますので、強く押すのではなく、じっくりと押し、揉むような刺激が良いですよ。
●気海(きかい)
おなかにあるツボで、おへそから下へ4cm~5cmぐらいのところにあります。
おなかが冷えていると、体はおなかを温めるのにパワーを使い、手足まで暖める余裕がなくなり、冷え性の原因の一つとなってしまいます。
腸の上にあるツボなので、ゆっくりじっくり押したり、温かいタオルやカイロで温めるといいですね。
おなかと手足を同時に温めるとより効果が得られやすいのですが、長時間同じ場所を温めていると、低温やけどを起こす可能性があります。
長時間は避けて、場所を移動させてやってみてくださいね。