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今月のツボ! vol.31 ●ものもらいのツボ●
●今回のツボ療法●ものもらいを考える
ものもらいは、地方によって呼び方が変わるようです。
お住まいの地方ではなんと呼ぶのでしょうか?
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「ものもらい」はまぶたが赤く腫れて、痛みやかゆみを伴います。
「ものもらい」は、原因によって2種類あげられ、
よく「ものもらいになっちゃった」と話題に上るのは、
「麦粒腫(ばくりゅうしゅ)」というもので、原因は細菌感染によるものです。
腫という字が付いていますが腫瘍ではありません。ご安心下さい。
今回は「麦粒腫」について考えます。
●二間(ジカン)
人差し指を曲げて、指先から2つめの関節にできるしわの端、親指側に
沢田流の二間(じかん)はあります。ここをお線香の火などでじっくり暖めます。
暖めることができないときは、つめなどで少し「チクリ」とした刺激を加えて見てください。
早ければ2~3日で腫れや痛みはなくなります。
●合谷(ゴウコク)
親指と人差し指の間にあります。
じっくりと押し込むように刺激して下さい。
体調によってはものすごく痛みを感じたりする場合もありますので、
必要以上に痛く押す必要はありません。
もうひとつの「ものもらい」は「霰粒腫(さんりゅうしゅ)」といって、
まぶたの近くにある「マイボーム腺」というところが詰まって
分泌物が流れなくなり、まぶたには痛みのないコリコリしたしこりができます。
何日も痛みもないのに腫れてるときはこちらの「霞粒腫」であることが多いです。
自然に小さくなることもありますが、しこりが視界を妨げたり、
痛みや赤く腫れるようなら、眼科を受診してください。
実はこの「ものもらい」を書いている間に、本当にものもらいになってしまいました!
赤くなって痛かったのでおそらく「麦粒腫」だったのだと思います。
これはチャンスと1日に数回、二間を刺激したところ、2~3日で痛みが治まり腫れもなくなってしまいました!
ものもらいの時はぜひお試し下さい。