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今月のツボ! vol.49 ●逆子治療●
こんにちは。三日月鍼灸指圧院です。
夏へ向けて梅雨に入り、ジメジメとしたり、
突然夕立に見舞われますね。お洗濯物は大丈夫でしょうか?
今回は日常から少しはなれて、「逆子治療」について考えたいと思います。
逆子のご経験がある方は、体操をしたり、足に粒のついたシールを貼ったり、
お灸をしたりしたこともあるのではないでしょうか。
なぜ、逆子になるのか、原因はたくさん考えられています。
良く言われるのは、お母さんの足が冷たいので、
赤ちゃんの頭は自分の身を守る為に温かい方(=頭の方)へ向いてしまうとか。
なので治療は主に、母体の体調の変化を聞いて、それを改善する方法を取ります。
足のむくみや冷え、頭ののぼせなどがあらわれていればそれを改善します。
今回はそんな「母体の足の冷え」からくる逆子の治療のツボをお話します。
●三陰交(さんいんこう)
内くるぶしの上で、指4本分です。
3つの陰が交わると書くツボだけに、同時に3つの経絡を刺激することが出来ます。
ドライヤーなどで温めたり、市販の「せんねん灸」で手軽にお灸をすることができます。
●至陰(しいん)
足の小指の爪の外側の根元にあります。
ここは市販のせんねん灸では、灸そのものが大きすぎてやりにくいので、
可能であれば直接乗せるタイプのお灸を用いたり、粒のついたシールを貼り付けて刺激を行うなどしたいですね。
直接乗せる場合のお灸は、米粒よりも小さいものを使いますので、熱いというよりは、チクッとする感じがしますよ。
直接乗せるタイプのお灸も薬局で並んでいますので、気になる方は探してみて下さい。
ビニールの袋に入っていたり、箱に入っていたりします。
どちらのツボも、反応が出やすく、キツい刺激は逆効果となります。
決して、ぐいぐい押したり、痛いけどガマンして刺激し続けるようなことは
しないでくださいね!
また一度きりのキツい刺激よりも、毎日の適度な刺激の方が効果があらわれやすいです。
体質の改善は1日してならず…。逆子だとわかったら、お腹に話かけながら、
少しずつツボで体質をかえていきましょう!