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ランドセルは海を越えて

こんにちは。裕子です。
役目を終えたランドセルをアフガニスタンへ送るJOICFP(ジョイセフ)の活動に参加してきました。
我が家には、高校2年生長男と、中学3年生次男のランドセルが埃をかぶってそのまま置いてありました。「小学校を卒業したらランドセルをお財布や定期入れなど、他の革製品にリメイクしようかな」とか、「海外に贈る活動に参加しようかな」とか、考えてはいたもののずっとそのままに。息子たちとしては「お財布や定期入れは新しい物を買いたいな。」私としても「リメイクはなかなかのお値段・・・」という理由でリメイクに踏み切れず、海外に贈るのもコロナ禍で活動が自粛されていたため、タイミングを逃していました。
今回は、中学校PTAの企画に参加させて頂く形で機会を得ました。活動日の朝、長男に「ランドセルにご挨拶する?」と聞いてみたら「する。」というので様子を見ていると、ランドセルの中を開け、「懐かし!今見てもいいランドセルだなこれ」とか言うから、迂闊にも目がウルウルしてきてしまいました。
次男にも聞こうとしましたが、ちょうど修学旅行で不在でした。そういえば、次男のランドセルを送ることを次男に話すのを忘れていた事に、その時に気がつきました・・・ま、いっか。
さて、いよいよ企画に参加です。アフガニスタンでは、子供達も労働力としてみなされていて、学校に行きたくても行けない子が少なくないそうです。特に、男尊女卑の考え方が根強い地域でもあるため、女の子の就学率はとても低いのだとか。日本から送ったランドセルを背負って通学する他の家の子供たちを見て、「わが子も学校に通わせたい」と考える親が増えてきたそうです。
我が家から贈った二つのランドセル、アフガニスタンの子供たちが喜んでくれるといいな。ちなみに、次男は修学旅行から帰ってきましたが、ランドセルを送ったことはまだ話していません^^;