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風邪に鍼灸!?
こんにちは。院長の坂井です。今回は、先日行った関西で感じた事について、お伝えしたいと思います。テーマは「関西の方が関東よりも鍼灸が浸透している!」です。
関東では、風邪を引いた時などは「風邪を引いたから今日は治療をお休みします」と言う方が多いのですが、関西では、「風邪を引いたので、今日は治療をしてください」となる患者様も多いとか。
鍼灸は元々関西の方が盛んでしたから、歴史の違いなんでしょうね。ちなみに、三日月でもここ最近、少しづつ風邪の症状への治療が増えてきました。寒気やノドの痛み、咳などは鍼灸の適応なんですよ!
話を戻しますが、子供に対する小児鍼 についても、関東よりも関西の方が浸透していると。具体的にはお子様連れの患者様がいらっしゃった時に、お子さんが泣き出したりしたら、すかさず小児鍼のローラー鍼などを出して、泣いているのをなだめるとか。今まで、夜泣き、疳の虫などには小児鍼が効くと聞いていましたし、私自身も自分の子供にも何度かやったことは有りましたが、通常の泣いている状態で行うとは、思いませんでした。
今後は三日月でもお子様連れの方が来た時には、取り入れていこうと思います。関東で小児鍼をやっている先生もいらっしゃいますが、あまり多くは無いですよね。でも小児鍼の可能性には私も一目置いていますので、今後いろいろ調べて行きたいと思いました。
私としましては今現在感じている不満?が、「鍼灸がラストチョイスである」ということ。今後は「ファーストチョイス」になり、「ちょっと具合が悪いから鍼灸院へ。」という世の中にしていきたいですね。そして鍼灸の適応でなければ、内科や整形外科など、適切な医療機関へご紹介。だって、風邪だって、膝や腰の関節の痛みだって、なんだか分からないダルさだって、鍼灸の適応なんですから!
そんな事を感じた関西遠征でした。
みなさん、風邪にも鍼灸って知ってました?あ、でもインフルエンザなどのウィルス系は効果が期待できません。疲れて免疫が落ちた時の風邪などは効果的です。今度ぜひお試し下さい!!
画像は、小児鍼として有名な刺さない鍼、ローラー鍼です。三日月では、東洋アイヘッドセラピーでおでこにコロコロして使っています。