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アフリカの結婚式☆
こんにちは~ブンコです☆
入籍して名字が運天(うんてん)になりました。
先日チケットを取ろうと思い電話で名前を伝えました。
送られてきた郵便物には
「ウンペン アヤコさま」
と書いてありました。たぶん、国際結婚したアヤコさんだと思ったのでしょう(笑)それにしてもウンペンって・・どこの国の名字ですかね。これからずっとこのような間違いをされると思うと笑いが止まりません(* ̄∇ ̄*)エヘヘ
そこで、アフリカの結婚式事情!
都会編:
都会にいなかったので見たことがありません、あしからず・・。
大きな村のお金持ち編:
昼間は家の庭で家族や親戚、御年配の方、親しい人を集めて豪華なセネガル料理がふるまわれます。
夜は、村中の若者や子供たち、友人を呼んで、大きな庭のある貸家を借りて、青空パーティーをします。庭に音楽機材やイス、飾り付けしたテーブルが並びます。
大音量の音楽がかかる中・・
馬車やロバ車が基本、車を持っている家がない村に、どこから来たのか”ベンツ”がやってきます。
中にはお嫁さん・・
白いドレスを着て、驚くほどの厚化粧をしています。
本当に驚きます。花嫁が一番きれいなはずが・・
厚塗りお化けです。
すごく美人だった人が、なぜだっ!!!と私は思ってしまいますが、セネガル人から見ると、美しい!美しい!ラフェットナ(美しい)!と大絶賛なのですよ。
参列者の女性陣は超ドレスアップしています。私から見たら、新婦より美しく、派手だけどおかしくないメイクをしています。
着ているセネガル服もみんなオーダーメイドなのでファッションショーのようです。
ちなみに洋服は市販のものを買えますが、セネガル服はどんなものでもオーダーメイドしかありません。男性も女性も若者とブルジョワな人以外は、布を自分で選び、近所のクチュリエ(ミシンの達人、90%が男性)にもっていき、「こんな感じで」と希望のデザインを伝えたり、写真を見せたりします。
サイズを測って1日、2日で完成です。
本当に気が合うクチュリエでは1回で思い通りのものが出来上がります(村でお気に入りのクチュリエと出会えることは奇跡的です)が、気が合わないと、「え・・なんで?どうしてこうなったの?写真と全然違うじゃない?」「僕のイメージではこうなったんだ!」と・・世界観が違うと思わぬ出費です。
価格は布とクチュリエ代で1着上下で600円~。ちょっとしたパーティー用でも1600円くらいでできます。都会で5000円も出したらとてもとてもゴージャスなものを作ってくれると思います。2年間の滞在で、同じ布を見たことがないくらい、布の種類は豊富です☆
いつものことながら、話がそれました(笑)
参加者にお菓子が配られます。ベニエといって、沖縄のサータアンダギーのような手作りの揚げ菓子や、中国のえびせんべい、といった揚げたら完成の中国産のものです。
新郎・新婦が主賓席につき、パーテーの始まりです。ここからは普通のパーテーなので省略です。
最後に新郎・新婦の前に行列ができ、それぞれがお金やプレゼントを渡し、プロのカメラマンが新郎・新婦と一緒の写真を2枚づつ撮っていきます。結構時間がかかるのです☆
全員のプレゼント贈呈と写真撮影が終わると、
朝まで星空ダンスパーティーの始まりです!
とにかく、元気がある人たちは朝まで踊り明かします。
セネガルの太鼓もあり、フロムアメリカ、フロムフランス、フロムアラブのヒップホップも流れ、セネガルポップスにムーディーな曲・・なんでもありで、参加しているととても楽しいですが、朝までは体力が持ちません。
私の住んでいた隣の家が、広い庭の貸家だったので、パーティーの度にうるさくて眠れませんでした・・。
そして、忘れた頃に、結婚式で撮った写真をもらえます。
小さな村編:は次回にしますね。
また再来週☆お楽しみに!