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土用灸の日がありました!
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Published By: 3moon
昨日、「鍼の日いかがですか?」なんて書きましたが
なんと!「土用灸の日」なるイベントが日蓮宗のお寺で行われていたとか。
「ほうろく灸」といって、土用の丑の日に暑気払いとして行うそうで、
頭に素焼きの”ほうろく”を乗せ、その上にお灸をするそうです。
全国各地で行われたそうですが、まったく知りませんでした。
頭のてっぺんには「百会(ひゃくえ)」というツボがあり、
「百が会う」というその名の通り、さまざまな経絡が交わる場所ですので、
身体の色々なところを巡る経絡に影響を与えます。
「健康増進」「暑気払い」というのもうなづける話です。
「土用」のこの時期は、”季節の変わり目”にあたるように
さまざまな「健康増進」の伝統行事があるようです。
たとえば「きゅうり封じ祈祷」というものもあり、
きゅうりで身体の悪い部分をさすり、土に埋めると
そのきゅうりが自然界に溶け込むと同時に
病気を持ち去ってくれるといわれているそうです。
きゅうりの嫌いな院長にはもってこいの行事!?だったりするのでしょうか。
きゅうりに感謝の心がないと病魔が帰ってきそうですね。
百会は鍼灸治療でもよく用いますので、
「健康増進」に百会のお灸をやってみようかな、という方は
ぜひ三日月にお越し下さい。
「ほうろく」はありませんが、「もぐさ」はいつでもご用意してお待ちしております。