今月のツボ!vol.2 ●腰痛① ぎっくり腰●

今回はどんな症状を書こうかと考えていたところ、
 昨日、ぎっくり腰になってしまいました!(T_T)

人を治すのが仕事の鍼灸師がぎっくり腰だとは・・・。
 なさけない。

 そんなことがありましたので、今回は腰痛について考えたいと思います。
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【今回のツボ療法】 腰痛を考える

まず腰痛は、俗に言う「ぎっくり腰」と「慢性腰痛」と「ヘルニア」などに分けられます。
「椎間板ヘルニア」や「脊椎分離症」は、はっきり言って、鍼灸の適応範囲外です。
整骨院や治療院に通っていても、あまり効果のない方は
整形外科でのレントゲン撮影をお勧めいたします。

そこで今回は「ぎっくり腰」の方を対象として、
ツボ療法を紹介させていただきたいと思います。
次回は「慢性腰痛」の方を対象とさせていただきますね。

さて、 今回私も苦しんだぎっくり腰ですが、大きくいくつかに分けられます。

まず、疲労が溜まって腰の上部に痛みがでたもの。
これは「筋筋膜性腰痛」と言われるもので、
日ごろの生活での疲労蓄積が原因と考えられます。
ウエストより上側に痛みのある方は、ほぼこれに当てはまります。

そしてもう一つは腰と言うより、おしりに近い部分に痛みのでるものです。
これは「仙腸関節捻挫」と言い、腰骨と仙骨をつないでいる部分に
ストレスがかかって、くじいたという状況です。
出産後のケアを怠ると、なりやすいようです。
お気をつけください。

ぎっくり腰において、西洋医学的には
腰部の捻挫や背部の挫傷と言われるものです。
基本的治療は、レントゲンで異常がなければ・・

1、シップで冷やす
2、包帯や腰痛ベルトで固定
3、安静
というところでしょうか。

東洋医学的には冷えが入って痛くなったと言う考えが強いので、
末端の手足をしっかりと温めていきます。
しかし、腰は炎症で熱を持っていることも多いので、あまり温めません。
治療としても腰に触って痛いようなら、手足を治療のツボとして使います。

●委中(いちゅう)
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まず、膝の裏の「委中」というツボです。
このツボはちょうど膝の裏の中心にあります。
押すと結構痛いですよ。
説明としては簡単ですが、このツボは探しやすいです。
膝の裏の痛いところが有効なんですから。

●腰腿点(ようたいてん)
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もう一つ。
手の甲の「腰腿点」というツボです。
これは手の甲の人差し指と中指の間と
人差し指と薬指の間です。
それぞれの骨がぶつかった辺りに
痛みがあるのではないでしょうか?
中指を頭、人差し指と薬指を手、
親指と小指を足と見立てて考えると
ちょうど腰の位置になります。
そう考えるとわかりやすいと、
鍼灸学校の先生に教えてもらいました。
みなさんどう思いますか?

ぎっくり腰にもいろいろなパターンがあり、
それぞれ痛くなる部分に違いがあります。
上記のツボ以外でも直接腰を押して痛くないのなら、腰への指圧も効果的です。

また生活動作でも、痛みの出かたは違います。

うがいなどの後屈で痛みのでる場合。
顔を洗う時などの前屈で痛みの出る場合。
腰を捻ったときに痛みの出る場合など、
痛みの動作を覚えておいて、なるべくその動作はしないようにしてくださいね!

痛みのひどい時はすぐに整形外科や治療院などに行かれることをお勧めいたします。
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みなさまからのご意見、ご感想をお待ちしております。

これからも東洋医学と鍼灸師の地位向上に努めてまいりますので、
よろしくお願いいたします。

最近寒いですから、冷えによる痛みにも注意です。
そういえば、今日は大寒ですのもね。
みなさまも風邪には気をつけてくださいね!

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