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今月のツボ! vol.8 ●膝の痛み●
こんにちは。
はりきゅうマッサージ師の坂井です。
最近は暖かい日と寒い日が交互に続きますね。
私も先日の暖かい日には半袖で往診してました。
でも季節の変わり目には調子の悪くなる人も多くて、
特に寒暖の差が激しいと、関節が痛いと言う人がいっぱいいます。
そこで今回は膝の痛みのツボ療法をお送りします!
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【今週のツボ療法】膝の痛みを考える
膝の痛みの多くは、大腿四頭筋(太ももの表の筋肉)や、
腓腹筋(ふくらはぎの筋肉)の緊張などで起こります。
太ももやふくらはぎの緊張は膝関節に過度の負担をかけるのです。
膝のお皿とくっついている太ももの筋肉が緊張すると、お皿を上に引き上げて、
その結果、お皿が膝の骨に押さえつけられるようになり、痛みが発生します。
またふくらはぎの緊張は膝を伸ばしにくくし、立ち上がるときや階段などで痛くなってしまいます。
長く続くと、膝の関節の軟骨の摩擦を引き起こし、変形性の膝関節症になってしまいます。
そこで、膝関節周りの筋肉を緩め、消炎、鎮痛、血行促進の目的でツボを紹介いたしますね!
靱帯や半月版を損傷している方は、早めに病院に行ってくださいね!
●『鶴頂』(かくちょう)
膝のお皿のすぐ上の中央です。
ここは太ももの筋肉がお皿の骨に付く場所で、
ここの緊張を緩めると膝はだいぶラクになりますよ!
●『膝眼』(しつがん)
今度は膝のお皿のすぐ下です。
このツボは2つあって、お皿のすぐ下から出ている靭帯の
内側を内膝眼、外側を外膝眼といいます。
ここも緊張を取ることによって、お皿がスムーズに動くようになり、
痛みが取れてきますよ。
●『合陽』(ごうよう)
ふくらはぎにあるツボです。
膝の後ろの中央から下に4センチほど。
ちょうどふくらはぎの中央ですね。
この画像ではちょっと外側に写ってますが、
ふくらはぎの真ん中のラインです。
ここをしっかり押すことで、ふくらはぎの筋肉が緩み
、膝の裏の痛みが緩和されますよ!
その他にも押してみて痛いという場所はあると思います。
反応が現れているということは、何か身体の不調があるということ!
そのツボもしっかり押してくださいね!