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美について~アフリカ編②~
こんにちは、@ぶんこ2回目がまわってまいりました!
←かわいい笑顔も子供達!この写真の笑顔にちらっと見える生まれ持ったピンクの歯茎
←美人さん、美しい笑顔が見せる、歯茎、自然な感じですよね。
セネガルの女性は「美意識」がとても高いため・・
何でもします。
ある昼下がり、仕事を終えた私はふらふらと歩いて、家に帰っていました。
途中の村で、カーズ(6畳ワンルーム、土壁、ワラ屋根、土ジュータン)の壁に寄りかかり、顔を上に向けて動かない15・6歳の女の子が3人・・
あいさつをすると手だけが返事をするので不思議に思い近寄ると。
「ひぇっ!」
赤黒く染まった歯をむき出しにした3人は上を向いたまま、涙でいっぱいの目を私に向けました。
「どうしたの!!!」
驚く私にカーズの中を指差す3人。
恐る恐る、あいさつをしてから中に入ってみると、おばちゃんが1人、おばちゃんのひざの上に頭を乗せた女の子がひとり。
覗き込むと仰天!!!
ここまで読んで想像できましたか?
痛みに弱い方・心臓の弱い方は読まずに次回を楽しみにして頂いたほうがよろしいかと思います。
続き↓
歯茎に何かをしています。
よ~く見ると、おばちゃんが長さ15cm直径1cm程の先をぼさぼさにした木の枝をもっています。枝の先には黒い何か。
その黒いものを歯茎にぬっている・・ではなく、
ぼさぼさの木の枝で歯茎を刺して刺青をいれているのです。もちろん麻酔なし。
強烈なものを見てしまった私は動けずにいると・・
「はい、じゃ~次!」
なんと・・3回繰り返すそうです。
そしてさらに驚くのが、黒い墨の正体・・
電気のない村なので、夜はランプで過ごします。ランプは長く使うと煤(すす)で黒くなります。ランプについた煤をけずりとったものがそれです。
次の日、仕事先のおばちゃん達に・・
「ねぇ・・歯茎みせて」と二十歳過ぎた人間がするとは思えぬお願い。
なんとも自慢げに見せてくれました!!!紫色した歯茎、黒い肌には美しく見えました。
「キレイでしょ?」
みんな若いうちにおしゃれで歯茎刺青をするそうです。
肌の色が黒くても、何もしなかったら歯茎はピンクだし、手の平も足の裏も黄色なんですよ。
「やる?」
と言われましたが、さすがにできないと思って・・
「いつかやるね!」とセネガル流に断っておきました。
長くなりました。次回は痛くない話です