今回もサイパンのマッサージ事情をお送りします。
サイパンのマッサージは、ほとんどが中国人の女性がやっています。
これにはサイパンの不況も関係しています。
もともと彼女たちはサイパンの縫製工場に出稼ぎに来ていたのです。
サイパンは、中国から生地と労働者を受け入れ、縫製した品物をアメリカ本土に関税なしで輸出していました。
しかし、最近は中国がアメリカと直接取引するようになったので、サイパンの工場が激減しているのです。
それで、今まで工場で働いていた彼女たちも仕事を失ってしまったのです。
このままでは本国に帰国しなければならないので、マッサージ店でビザを取得し、働いているということらしいです。
さて、肝心の技術チェックですが、まぁまぁですかね。(^_^;)
ところどころ強すぎて痛かったりしましたが、金額を考えれば良いのではないでしょうか？
値引きしてくれて、1時間で30ドルくらいでしたから。
強さは全体的に強めです。
これも日本人の指圧好みを狙っての事でしょう。
欧米人はオイルマッサージなどの擦る方が好きですからね。
ゴルフをプレーしにきた日本人のサラリーマンなどは、滞在中、毎日通ったりするらしいですよ。
でもサイパンのマッサージ店の一番の特徴は客引きですかね。(^_^;)
お店の前を通ると、営業トークをするためにわざわざ店から出てきます。
「マッサージどうですか？気持ちいいよ！」
「今ならすぐできるし、割引するよ！」
などと言ってきます。
その営業力のすごいこと。。。
みなさん日本語が上手でびっくりしましたよ。
日本語で喋られたらちょっと話を聞いちゃいますもんね。
さすがにそこまでマネしようとは思いませんが、私は治療業界も営業が大切だと思いますので、少しは見習っていこうと思います。
三日月鍼灸指圧院の前を通ったら、客引きされると思っててくださいね～！(^_^;)