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紫外線とソラレン

こんにちは。山岸です。
紫外線が多く降り注ぐ時期になりましたね。紫外線量は5月からグンと増えてきます。美容的、健康的にも紫外線は害をなすので、防御したり細胞の回復を促してくれる食べ物を摂りたいものです。
紫外線対策に効果のある食べ物としてイメージするのはフルーツや野菜ですが、これらの中に含まれる「ソラレン」には紫外線を吸収しやすくし、シミやそばかすなどを発生させる恐れがあるので注意が必要です。ソラレンは色素沈着を起こしやすくするだけでなく、肌にかゆみを生じさせたり、炎症を起こす原因になります。ソラレンが紫外線の吸収率を高めるのは、摂取後7時間であると言われています。例えば、朝食をとってから約2時間で血流にのって全身にソラレンが行き渡り、お昼過ぎまでその効果が持続するのです。
【ソラレンを多く含むフルーツ】
・オレンジ、グレープフルーツ、レモン、みかん、イチジク、アセロラ
【ソラレンを多く含む野菜】
・セロリ、春菊、しそ、きゅうり、パセリ、明日葉
日中に出かけることが多い人は、ソラレンを多く含む食品を朝や昼に食べないようにすることが大切です。ちなみにソラレンを多く含むものには、ビタミンCをはじめとする良質な栄養の含有量が多いものもあります。日が落ちるくらいの時間帯に摂取すれば朝にはソラレンの影響はなくなっているので、時間を工夫して摂取することが大切です。
参考までにソラレンの少ないものも挙げておきます。
【ソラレンが少ないフルーツ】
・バナナ、桃、スイカ、メロン、りんご、いちご
【ソラレンが少ない野菜】
キャベツ、トマト、大根、ごぼう、レタス、玉ねぎ
フルーツや野菜は、ビタミンやミネラルが豊富なので積極的に取り入れたいものです。工夫次第で効果が良い方向に発揮されますので、是非ともご参考になさってください。