むくみ のヒント

藤井です。こんにちは。今日のヒントノートは「むくみ」について考えてみました。

身体のおよそ6割は水分です。このうち、3分の2は細胞内にある細胞内液と、3分の1は細胞外にある細胞外液がある。
細胞外液には、血液に含まれる水分(血漿やリンパ液)と、細胞と細胞の間(細胞間隙)を埋めている水分(間質液)がある。
通常だと心臓から送り出された血液が、毛細血管まで流れてくると、栄養分などを含んだ水分が血液から血管外へしみ出て、細胞間隙を通り細胞へ届けられる。一方、細胞内に生じた老廃物は細胞の外へ出され、間質液に混じり合い血液中に吸収されます。

むくみは、血管から細胞間隙へ流れでる水分が多くなったり、血管やリンパ管へ吸収される水分が減ってしまったり、などの理由で間質液が増えすぎて、その部分が膨張してしまうことで起こります。

間質液が増える理由
間質液が増える状態、つまりは血管から多量の水分が染み出す原因には大きく2つ考えられます。
① 血流の停滞 
心臓が血液を送り出す力が弱まると、毛細血管の血流が弱まり、血管から必要以上の水分が染み出してしまいます。
② アルブミンの影響
血液にはアルブミンというたんぱく質が含まれています。アルブミンは血液中の調整に関係する物質で、血液中のアルブミンが減少すると、血液中の水分が血管から必要以上に多く染み出してしまいます。

むくみには「一過性のもの」「薬の副作用によるもの」「病気の一症状」と大別できますが、一般的に女性に多いむくみは「一過性のもの」であり心配ありません。
一過性のむくみの原因  体の構造
女性は子宮や卵巣など出産に関係する重要な臓器が備わっているため、男性と比較して血液が足から心臓へ戻りにくくなっていて、特に子宮筋腫ができていたり、妊娠して子宮が大きくなるとむくみを強く自覚するようになります。
ホルモンバランス
女性には月経があり、ホルモンバランスの変化に伴い体内の水分調整に乱れが生じます。生理痛を緩和するための鎮痛剤の副作用でむくみが現われやすくなるそうです。

【長時間の同じ姿勢・立ち仕事】
長時間同じ姿勢でいると、むくんでしまうことがあります。これは、血液の循環が悪くなることにより、血管から水分が多く流れ出してしまうためです。また、立ち仕事をしていると、重力によって脚に水分が溜まるため、むくむことがあります。たまに歩いてみるなど、こまめに身体を動かして、血液の流れをよくすると良いでしょう。
【衣服や靴の締め付け】
きつめの服を着ていると、血管が狭まり、血液の循環が悪くなります。また、窮屈な靴をはくのも同様に足がむくむ原因となります。むくみの改善のために、自分のサイズにあった衣服や靴を選んで、身につけるようにしましょう。

病気の一症状としてのむくみ
むくみの出る代表的な三つの疾患があります。
1つ目はいろいろな心疾患による「うっ血性心不全」からのむくみ。
2つ目は肝硬変によるもの。
3つ目は腎疾患によるもの。

いずれの場合でもその病態の原因となる疾患を治療しない限り、このようなむくみを治すことはできません。

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